2009年5月11日

HD800を聴いてみた

9日に中野で行われたヘッドホン祭に参加してきました。
注目はULTRASONE Edition8とSennheiser HD800でしょうか。
私の目的はE8ではなくHD800でしたので、今回はそれについての感想が中心になります。

試聴環境について、上流はハイエンドのCDPと第一通信工業のM-81でした。
もう一方では、同CDPからLehmann Audio BCLに繋がれていました。
言い換えれば、2つのHD800は同音源であったというわけです。
これについてはSennheiserさんに対して違和感を感じましたね。

試聴した感想を一言でたとえるなら、"HD800に欠点はない"といったところです。
HD650で言われていたヴェールというのは感じられませんでしたし
音に実体感があるのにもかかわらず押し付けがましさがないということで
まさしく"ナチュラル"といった表現にふさわしいと思いました。

このナチュラルというのは"普通"という意味ではありません。

多くのヘッドホンに見られる音の歪みや張り出しがなく、不自然に音が近い、または遠いと感じられることもないということです。

私はSennheiserについて強く愛着を持っているということはありませんし
また、高額機器に対してもどちらかといえば冷めた態度なのですが
HD800については手放しで絶賛するに値するヘッドホンだと思いました。

ただし、HD800が"Perfect"なのか、従来品と比べて"Better"なのかは
個人の嗜好や考え方により振れ幅があるでしょう。

価格はブースの方の話では15万円前後となるそうです。
フジヤさんの販売価格も15万円とのことなので
値下げについてはほとんど期待できないかもしれませんね。

HD650が4万円強に対してHD800がこの価格なので
コストパフォーマンス云々については厳しいものがあるかもしれません。
けれど、HD800の音に15万円をだせるかといわれたら私は躊躇なくはいと答えます。

最高とは言いませんが、現時点では唯一無二の音であることはたしかです。
6月中には発売したいとのことでしたので、興味がある方は是非試聴されることをお勧めします。

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